2019-11-05 第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
かなりの人数が今残念ながら中途で退校されているという状態でありますけれども、じゃ、その後の採用計画を見てみると、実は、防大生の目標達成率というのは一〇〇%前後で推移しているんです。
かなりの人数が今残念ながら中途で退校されているという状態でありますけれども、じゃ、その後の採用計画を見てみると、実は、防大生の目標達成率というのは一〇〇%前後で推移しているんです。
なお、いわゆる留学生とはちょっと違うんですけれども、防衛大学校におきましては、国際士官候補生会議ということで、防大生と諸外国の士官候補生との安全保障に関する討議を通じた将来の相互理解の促進、信頼関係の構築を図るための会議を行っておりますが、こういった場には中国からも士官候補生は派遣をされているところでございます。
防大生の任官辞退の主な理由については他業種への希望であることから、任官辞退の可能性の高い学生の早期からの説得、指導教官に加え卒業研究担当教官による継続的な面談の実施といった取組を通じ、幹部自衛官の職務に対する理解の増進や不安の払拭に努めているところであります。
いずれにいたしましても、防衛省としては、防大生が誇りと使命感を持って全員がそろって任官するよう、任官辞退の可能性の高い学生の早期からの説得、指導教官及び卒業研究担当教官等による面談、陸海空の要員区分の希望がかなわなかった学生に対し、任官予定先の自衛隊の魅力、特性や職務を丁寧に説明すること、また、女子学生と女性自衛官との懇談といった取り組みを通じまして、幹部自衛官の職務に対する理解の増進や不安の払拭に
実は、防大生には月々十一万一千八百円、そして年二回の期末手当が一・五七五月分、つまりは十七万六千八十五円が二回支給されると。一人の自衛官、防大でつくり上げるのにおおむね五百万円、年間掛かると言われています。
この四年間につきまして、それぞれ勉学をされたわけでございますけれども、学生舎生活等を通じまして、規律正しさ、また物事を総合的に考えるという素養を身に付けて、我が国の防衛以外の分野でも十分活躍できる人材に育っているわけでございますが、現代のこの社会におきまして各界からの期待も高まっている中で、防大生が自らの適性、進路について真剣に考え抜いて判断をしているものでございまして、このように真剣に考え抜いた結果
防大生の給与、手取りで八万円であることを考えますと、一人で借りるというのは難しいはずなんですね。しかも、この学生は中国に何度も渡航しているという話があります。しかも、無断で行っているのではないかという懸念もありますが、これは事実でしょうか。
防衛大学生にとりましては、国を守るということや日本国とは何かということをまずはしっかり教わらなくてはならないのに、アジア共同体創設に寄与することを教えられれば防大生の考えを惑わすことにならないか。これ、大臣、いかがでしょうか。
大江健三郎氏に、防大生は日本の若い世代の恥辱だと言われたころであります。そのときに初代校長、槇校長は、もののふの道として服従の誇りを説きました。校長は軍人ではなく民間人から選ぶという時の吉田茂首相の方針で任命された校長でした。 その吉田首相は卒業式で、諸君は自衛隊在職中、決して国民から感謝されることも歓迎されることもなく自衛隊を去ることになるかもしれない。
一番大きなのは、やはり防大生として入校した人たちが四年間の間に将来幹部自衛官になるんだという自覚を持たせるということでいろんな施策を講じております。なお、自衛官自体の処遇といいますか、そういうものが大事ではないかと一方では考えております。 もう一点、先生今御指摘いただきました学位授与機構から、昨年度から学士の授与というのが行われるようになりました。
なお、防大生の年間一人当たりの経費は平成二年度で約五百万円でございますけれども、現在、これは返還を求めておりません。また、幅広く人材を集めるといった観点、経費さえ返還すれば安易に退職できるといった風潮を生ずるおそれ等を考えまして、現在これを改めるということも考えていないところでございます。(拍手) 〔国務大臣中山太郎君登壇、拍手〕
しかしながら、一番大事なことは、最後にちょっと触れられました防大生にしたってあるいは一般の自衛官志望者にしたって、一体自衛隊というものがどういうような魅力があるのか、あるいは使命感 を本当に感じるのか、生きがいを感じるのか、そういうことが一番基本的な問題であって、いろいろおやりになることは私は結構だと思いますけれども、その付近についてつまり防衛だとかあるいは安全保障について政府は的確に重視していくとか
そしてまた、それは自衛隊員の士気の維持であるとか、あるいは募集、あるいは防大生の任官辞退の問題等につきましても、基本的にはやはりそういったこと、つまり国民の皆様方の中において自衛隊というものが適切に位置づけられるということが一番肝要だと考えております。
具体的には、防衛大学校なり自衛隊、あるいは防衛庁でなすべきことについては先ほど局長からも若干ございましたけれども、私は一番大切なの は、自衛隊の処遇改善をするとかあるいは防大生の居住環境であるとか手当をよくするということだけではなくて、やはり防衛というものの意義、あるいは自衛隊というもののレーゾンデートルというものが国民の皆様方の中でしっかりと適正に位置づけられるということが一番じゃないか、それがやはりやりがいがあり
また、最近の若者に厳しい仕事を嫌う傾向があるということもあるわけでございまして、私もかつて防衛大学校の総務部長を二年弱やらしていただきましたけれども、防大生の生活は、朝から夜まで集団生活ということで、また訓練も課されますし、やはり一般の大学生に比べますと相当に厳しいものがございます。そういういろんなことが原因となっておるというふうに考えられます。
そういったこと は防大生もきちんとよくわかっておると思います。 それから、我が国の憲法との関係でどうかということも、防衛大学校におきましては法文系だけじゃなく理工系もきちんとした憲法の講義もやっておりますので、そういうことについてはわかっております。
それから、スポーツ交流を目的とした防大生の派遣でございますが、国費による派遣は例がございません。ただし、経費の学生個人負担による実施例として以下のものがございます。例えば昭和五十二年に柔道部が米国へ行きました。あるいはシンガポールには昭和五十七年に剣道部等がございます。
そこで、この防大生につきましては、手当やボーナス等が支払われておりますけれども、この一人当たりの養成費は大体どれくらいかかると計算されているのですか。
○春田委員 要するに、防大生に対して希望を与えるとともに一定の歯どめも必要ではないかと思っておりますので、今後よく検討していただきたいと思っております。 同じような事例として、自衛隊のパイロットの民間企業への転出問題がございます。 まず、最近の依願退職者数と、協議されて退職される割愛といいますか、この割愛数について、ここ数年の数を述べていただきたいと思うのです。
防大生の職業選択の自由は保障されるべきであろうと私は思います。しかし、防大生はこの自衛隊の中でも将来の幹部候補生でございますし、そういった意味で考えれば、幹部候補生は一般の自衛隊の見本でなければならないと思うのです。そういった意味で、年々増加していっている、これを今のまま野放しでほっておいていいということはないと私は思うのです。
なお、防大生の定着率等についての御質問がございました。
そういった面で、防大生につきましても防衛医大と同じように、全額でなくても一部くらいの償還制度をとったらどうかという声もあるわけでございます。そういった点で長官、どうお考えになっていますか。 それからもう一点、時間がございませんので。 防衛医大については、ことし初めて女性の入校者があったわけでございまして、最終的に八名の方が入校されたと報道されているわけでございます。
いずれにいたしましても、こういったような状況になりますことはまことに残念なわけでございまして、私どもにおきましても、防大生の募集時、それから防大に入校してからも防大設立の趣旨を理解させることといたしておりますし、それからまた学生補導の重要課題ということにいたしまして、学年に応じた進路指導を行いまして、幹部自衛官としての確固たる信念を保持するように努力をいたしておるわけでございます。
いろいろお聞きしたいことは改めて申し上げることにしまして、防大生の中で防衛医大は、かかった費用は、勤務しないときには償還させられます。防衛大学の方は償還規定がございません。なぜそういうふうになるのですか。
○大高政府委員 防大生の、昭和六十年度の予算案で試算した場合の一人当たりの経費でございますけれども、おおむね四百万というふうに考えております。
自衛官もしくは防大生の海外旅行につきましては、防衛行政そのものが非常に国際的な性格を帯びたものでございますので、防衛庁といたしましては、たとえば今回の例のように休暇を利用して私費で旅行をする場合、国際感覚を養い、あるいは特に今回の場合軍事史研究部というメンバーでございまして、戦史を勉強したい、こういうまじめな動機からの参加でございまして、紛争当事国ではございますが、現在は情勢が静まっておる、国連監視軍
また五十六年八月十一日から八月十四日まで、韓国国防研修シリーズというツアーに防大生と自衛官含めまして四十五名。それからただいまお尋ねのイスラエル・ツアーでございますが、これは五十六年十二月二十六日から五十七年一月五日まで、戦史軍備研修ツアーという企画に、冬休みを利用いたしまして、私費で防大生六名、防大の教官一名、一等陸佐一名の計八名が参加をいたしております。
私もこの問題につきましては質問する予定だったわけでございますが、防大生については大体年間三百万ぐらいかかっているみたいですね。したがって四年間に一千二百万円かかっているわけです。防衛医大生については最高一千六百三十四万円を限度として償還制度をとっているわけですね。ところが防大生にはそういう償還制度はないわけです。
○和泉照雄君 次は、防衛大学の卒業生のことについてお尋ねをしますが、自衛隊の幹部を育成させるために防大生には多額の国費を使用しているのは御承知のとおりでございますが、しかし、その卒業生が自衛隊員にならないで民間企業へ就職する者が相当数あるようでございますが、ここ数年の卒業生に占める民間就職者の数及びその比率、また、民間企業へ流出するその防止対策はどのように考えていらっしゃるか、お聞かせ願いたいと思います